決算処理

1)開始仕訳入力の画面で次期繰越収支差額の科目を登録をしようとすると「消費税区分は    必ず入力してください。」のメッセージが表示され登録ができません。

前期からの繰越額の入力は「次期繰越収支差額」ではなく、「前期繰越収支差額」をご利用
  ください。

「次期繰越収支差額」は次期に繰り越す金額を自動計算するための項目です。システム上、仕訳科目として登録
をすることはできません。前期からの繰越額の入力は「次期繰越収支差額」ではなく、「前期繰越収支差額」を
ご利用ください。

2)当年度の期末残高と次年度の期首残高が一致しません。次年度期首残高を当年度期末残と
   同額に変更するにはどうすればよいですか?

年次繰越後に、次年度年度会計の期首残高を修正する場合は、次のいずれかの方法により行
  います。

年次繰越を実行すると、当年度会計の期末残高は次年度会計へ移送されますので、当年度期末残高と次年度期首
残高は一致します。
一致しない場合は、年次繰越をした後で、当年度(繰越前)会計の仕訳を入力した、又は、次年度(繰越後)会
計の開始仕訳の修正等をしたため、当年度期末残高と次年度期首残高が不一致になったものと思われます。
年次繰越後に、次年度年度会計の期首残高を修正する場合は、次のいずれかの方法により行います。

①次年度会計の期首残高を変更する方法
 次年度会計を選択し、会計メンテナンス>開始仕訳修正・照会画面で、必要な個所を手動で修正をします。

②当年度会計の期末残高を再移送する方法
 当年度会計の決算処理>年次繰越画面で、再度、年次繰越を実行して残高を作成済みの次年度会計へ移送します。

次年度の会計に引き継がれる項目については、商工会経理システム操作マニュアル「15.5.年次繰越」をご覧下さい。

3)誤って年次繰越をして次年度会計を作成しました。年次繰越の取消をしたいです。

年次繰越の取消はできません。下記操作で残高を次年度会計に作成してください。

年次繰越の取消はできません。
商工会経理システムは直近の2年度分の会計の入力等が可能です。この場合、年度ごとに残高データを保持するた め、当年度会計の決算処理の終了後に、決算処理>年次繰越画面で、再度、年次繰越を実行して残高を作成済みの
次年度会計へ移送します。
次年度の会計に引き継がれる項目については、商工会経理システム操作マニュアル「15.5.年次繰越」をご覧下さい。

4)決算帳票出力画面の収支決算書(運営指針様式)を選択し、PDF出力ボタンをクリック後
   に『システムエラーです。システム管理者に連絡してください。』のメッセージが表示され
   ました。
   また、会計メンテナンス>勘定科目マスタ画面のCSV出力をして内容を確認したところ、
   「集計先3」が登録されていない補助科目がありました。

当該補助科目の集計先3が表示されている状態で[登録]ボタンをクリックして、データの更新
  をしてください。

会計メンテナンス>勘定科目マスタ>勘定科目マスタ詳細の画面の当該補助科目の集計先3が表示されている状態
で[登録]ボタンをクリックして、データの更新をしてください。更新後に、収支決算書(運営指針様式)のPDF出
力をします。

5)会計メンテナンス>勘定科目マスタ画面の科目を削除しました。決算帳票出力画面の「出力
   帳票:貸借対照表」を選択し、PDF出力ボタンをクリック後に「システムエラーです。勘定
   科目マスタに貸借対照表科目設定マスタの資産科目(または負債科目)が存在しません。シス
   テム管理者に連絡してください。」のメッセージが表示されました。

貸借対照表科目設定の登録を行ってください。

会計メンテナンス>勘定科目マスタ画面の科目を削除すると、会計メンテナンス>貸借対照表科目設定画面の資産
科目(または負債科目)に表示されていた当該科目が自動で「--選択してください--」の表示に変わります。「--選
択してください--」の行は空欄でPDFに出力されますので、レイアウト確認などをした上で登録ボタンをクリック
します。
貸借対照表科目設定の登録後に、決算処理>決算帳票出力画面の貸借対照表をPDF出力して、内容を確認します。