日次処理

1)伺い・伝票の入力時に、伺い摘要や仕訳摘要をワンアクションで別の欄にコピーできますか?

コピーできます。操作マニュアルをご覧下さい。

 ・借方および貸方の仕訳摘要欄で「↓」を押下すると、伺い摘要1段目の内容がコピーされます。
 ・貸方仕訳摘要欄で「Home」を押下すると、借方の仕訳摘要の内容が貸方にコピーされます。
 ・2行目の仕訳摘要欄で「↓」を押下すると、1行目の仕訳摘要の内容が2行目の仕訳摘要欄にコピーされます。
 下記「詳細を見る」をご確認ください。

 詳細は、商工会経理システム操作マニュアル「付録:伺い、伝票入力時に便利な機能」をご覧ください。

2)伺い入力画面で残高再計算を実行したら、現金残・予算残がマイナス残高になってしまい
   ました。

入力した伝票によりマイナスになることがあります。

日付的に既存の伺いの間に後から伺いを追加することで支出額が膨らみ、現金・予算がマイナス金額になる場合が
あります。

■現金残・予算残の機能について
・金額を入力し登録ボタンまたは、残高再計算ボタンを押下することで、自動的に収支科目は予算残高を表示(更
 新)し、 現金科目は現金残高を表示(更新)します。
・表示されるのは、起案日や計上日にかかわらず、常に登録ボタンまたは残高再計算ボタンを押下した時点の現在
 の残高です。
・予算残高については、会計基本情報設定の【予算残高計算方式】の「実行された伺いから算出」、「起案された
 伺いから算出」に応じて 計算されます。(伺い方式)
・表示金額の変更・削除はできませんが、会計基本情報設定の【残高の伺い書印刷方式】を「印字しない」を設定
 すると 伺い書PDFには、印字されません。(伺い方式)
・残高の修正をしたい場合は、日次処理 Q4)を参照ください。

■会計基本情報の設定について
会計基本情報設>>処理方式に処理方式>>予算残計算方式で、伺い上の各仕訳の中の収支科目について表示さ
れる予算残高の計算方式を変えることができます。(伝票方式の場合は設定できません。)
・「実行された伺いから算出」[初期値]を選択:未実行の(元帳に反映されていない)伺いの仕訳の金額を除い
 て予算残高を計算します。
・「起案された伺いから算出」を選択:未実行の伺いの仕訳の金額を含めて予算残高を計算します。

詳細は、商工会経理システム操作マニュアル「8.3 会計基本情報設定画面 ⑥ 処理方式 ・予算残高計算方式」およ
び「10. 日次処理1(伺い方式の場合)10.1. 伺い入力画面 10.1.3. 各入力について 5.【表示のみの項目】」
をご覧ください。

3)伺い入力画面で登録ボタンをクリックしたらにシステムエラーが発生しました。

伺い書の摘要欄に環境依存文字が挿入されている可能性があります。

1.伺い書登録後にシステムエラーの場合
  伺い書修正画面で摘要欄の文字をご確認してください。
  地名・人名に環境依存文字が使用されている事が多いです。

2.元帳PDF出力時にシステムエラーの場合
  出力されていない伺い書があると思いますので、その伺い書を実行取消後に伺い書修正画面にて
  摘要欄の文字をご確認ください。
  伺い書が特定出来ない場合は、連合会の商工会経理システム担当者宛お問い合わせ下さい。

詳細は、商工会経理システム操作マニュアル「付録:困った時に3.伺い書登録後または、元帳指定し 出力時にシステムエラー」 をご覧ください。

4)伺い書入力後に、伺い書を修正し登録後に表示される、【現金残・予算残】が期待する
   残高と違います。

伺い書を修正した事で、伺い書の【現金残・予算残】が期待した残高と相違した場合の理由と、
  期待する残高にする為の手順を以下に記載します。

理由:
会計基本情報の予算残計算方式が【起案された伺いから算出】の場合になります。
伺い書の【現金残・予算残】に表示される金額は、伺い書を入力・修正した時点での残高に対する表示となるためです。

以下に例を記載します。(「詳細を見る」ボタンをクリックして頂くとイメージ図が表示されます。)
伺い書(No.00001)現金科目300円+700円入金後の現金残高が1000円
伺い書(No.00002)現金科目1000円入金後の現金残高が2000円
伺い書(No.00003)現金科目2000円入金後の現金残高が4000円と、時系列に入力しました。
この時点で、伺い書(No.00001)の修正を行うと、現在の残高4000円の中から、
伺い書(No.00001)の金額を引いた残高に対して現金残高が表示されます。

対応:
A:伺い書が実行済みの場合
 ①修正した伺い書(例:伝票No.00001)の修正した対象の科目が存在する伺い書で(No.00001)以降に
  対象の科目を記載した伺い書(No.00002/No.00003/No.00004)を未実行に戻します。
 ②会計基本情報の予算残計算方式を【実行された伺いから算出】に変更してください。
 ③(No.00001)伝票を修正画面で表示し残高再計算を押下します。
  ※ここで期待する残高になることを確認してください。※
 ④(No.00001)伝票を実行してください。
 ⑤(No.00002/No.00003/No.00004)伝票に対して③~④を1伝票づつ実施してください。
 ⑥②で行った会計基本情報の予算残計算方式を修正前の状態に戻してください。
B:伺い書が未実行の場合
 ①上記対応の②から行ってください。


5)入力した伺いの消費税額が、受領した請求書と1円違うのですが、なぜですか?
   また、一致させるにはどのようにしたらよいですか?

商工会経理システムの明細行の消費税額を手動で調整してください。

商工会経理システムでは会計メンテナンス>会計基本情報設定画面の〈消費税項目〉「税計算端数処理設定」に
基づき消費税額を計算し明細行の端数処理を行っています。
これに対し取引先から受領した請求書は発行元の端数処理ルールに基づき請求書単位で消費税額を計算をしている
ため、消費税額が一致しないケースが出てきます。
請求書の消費税額に一致させるためには、商工会経理システムの明細行の消費税額を手動で調整してください。


6)会計メンテナンス>会計基本情報設定画面の〈処理方式〉「伝票番号採番方式:自動」を選択
   しました。外部データ取込をした伺い番号はどのような採番ルールになりますか?

現在付番されている番号の続きから採番されます。

現在付番されている番号の続きから採番されます。